ゴージャスなのにリーズナブル! 銀座で穴場中華を発見

丸の内・銀座

「筑紫樓(つくしろう)」(銀座・東京)

銀座に用のあった平日のお昼時。
フカヒレの飾られたラグジュアリーなお店の前を通る。いつも素通りしていたけど、昔からあった気もする。予備知識はゼロ。表のメニューには結構リーズナブルなメニューもあるみたい…

よし。しのごの言わずにレッツゴーだ!

貴重なウバサメちゃんが…

勇気をもって、おそるおそる地下への階段を降りる。

地下深く、どこまでいくの…

入り口で軽くゴージャス感に慌てる。
「ご予約ですか?」と聞かれまた怖気ずくが、予約なしでも「ただいまお席をご用意します」と言ってもらえて、一安心。しばしソファーで待機。

昔の007の悪者のアジトを思い出す…生け簀があり、ひとりテンションが上がる。

天井が高い! そしてゴールド! 想像以上に店内はゴージャスだった。
壁画をよくみると…

龍もいた!

香港式シュウメイ飯って何だろう? それと冷やし坦々麺を注文する。

ジャスミンティーがこんなポッドで。下から蝋燭で温める。素敵!

本日のスープとザーサイ、前菜がやってきた。これ、たぶん卵スープなのだがフカヒレ専門店のスープはもうフカヒレスープにしか思えなくなる謎。

え!? しかもおかわりが自由?

一人でテンションが上がっていると、まずは冷やし坦々麺が到着。豆乳ベースのあっさりした品のよいスープに、甘い味付けのひき肉のハーモニーが絶妙。

そして私の前に香港風シュウメイ飯がやってきた。はじめて食べたシュウメイ飯は…

!!

なにげなく食べたレタスの炒め物が美味し過ぎ、ぼんやりする。とろみをつけたレタス炒めが何故こんなに美味? 
ついでお肉2種。右側の赤い方は、いわゆる中華料理店にぶら下がっている赤い焼き豚。どこまでもやわらかしっとり、表面が甘くカリッ。
左側の冷製茹で鶏はゼリー寄せのような旨味しっとりのもも肉と、生姜を細かく刻んだあっさりソース。
かつて食べたことのないおいしい衝撃に無言になる。

「ちょっと食べてみて」と坦々麺を食べている旦那にシュウメイ飯を一通り小皿にのせて渡す。
ふたりで無言…。美味しいよね(驚)
「どっちが美味しかった?」と聞かれたけど、どっちって…

モニカ・ベルッチとナターシャ・キンスキーに「ねぇ、どっちが好き?」って聞かれてる感じ。

私には選べません。(女だけど)

美味しかった…とぼんやりしていたら、デザートの杏仁豆腐が。何でかちょっと褐色(お茶の風味?)のプリン風のまろやかな杏仁。
これも上質な感じで大変美味しゅうございました。

これで一人前1500円(税別)。
銀座でこの雰囲気、ゆったりと満腹になれるなんてなんという贅沢。

ただこれは平日限定のランチメニューなので注意。
ランチのA,Bは固定でCランチだけ週替わりとのこと。
絶対平日また来ようと誓ったのであった。


筑紫樓(つくしろう)銀座店
東京都中央区銀座7-10-1STRATA GINZA B1F
TEL:03-3569-2946/FAX:03-3569-2947
■営業時間 11:30〜22:00(L.O.21:30)
ランチメニュー 11:30〜14:30