銀座のあの文房具店の12Fに、シビレるセンスのカフェがある

丸の内・銀座

Cafe Stylo(カフェスティロ)G.ITOYA@銀座

なにかっていうと銀座の文房具店「伊東屋」に行く。
文房具ってものがそもそも好きなのもあるけれど、
それよりなにより、伊東屋のセンスとホスピタリティにいつもやられにいく。
そして、手ぶらでは決して帰れない。
なんだか陳列棚に話しかけられている気持ちになる。
「ほらこれなんか、面白いでしょ?」という問いかけが聞こえて、
「あ、本当だ!」なんて内心はしゃぎ、気づくとレジへGOだ。いつもまんまと捕まる私。

ちょっと攻め気味の、そして冒険心とアイデアにあふれたお店作りにいつも感動。
いい歳した大人が、なんで伊東屋に行くとあんなにワクワクしてしまうんだろう。
伊東屋本店、G.Itoya、好きだー!大好きだー!
ニクい人っ

さて、そのセンスとホスピタリティあふれる伊東屋がカフェを作ったと聞けば、
その引力に抗えるはずもなく、行ってみた。
その名は『Cafe Stylo』。
ここでもまた、素敵な快適空間と、
何を食べても嬉しい驚きと感動が待っていた!


こちらは平日限定のブランチプレート。
「パンケーキ&エッグベネディクト」
自家製ホイップクリームとベーコン、メープルシロップのパンケーキと、
コクのある(パルメザンチーズ?)ソースと分厚いソーセージが絶品のエッグベネディクト。
ブランチプレートは4種類あり、ドリンク付で1800円(税別)也。
(このドリンクも珈琲、紅茶はもとより自家製レモネードやクランベリージュース、トロピカルマンゴージュースなど16種りから選べる太っ腹感)


同じくブランチプレートの「メキシカンフリッタータ」1800円(税別)
タコス味の牛挽き肉が入ったメキシコ風のスパニッシュオムレツといった感じのはじめて食べる食感の食べ心地。
「何だこれ!?」と思いつつも、すごく美味しくてビックリ(笑)
自家製サルサ、ワカモレとサワークリームをのせて、熱々のスキレットの中から頂きます♪


そして、「これをかけるととても美味しい!とお客様が絶賛するんですよ」と
お店の方からすすめられたのはグリーンハバネロとウチワサボテンのソース。
「!!」 これは美味しい…! 美味しすぎるっ
辛さはそんな強いものではなく、ただただ美味しさグレードアップの魔法のソース。


ドリンクはトロピカルマンゴージュースとクランベリージュース。
色がきれい。


また、アラカルトメニューも充実。
これは、別の日に注文した「鯖サンド」1800円(税別)。単品。
コンフィーにしっとりやわらかく仕上げた鯖に、オリジナルのナッツバターをのせ、
オーブンで香ばしく焼き上げたサンドイッチとか…、くぅ〜!
想像以上の美味しさ。


「パティーメルトサンド」1800円(税別)も単品。
ほのかに感じる酸味が特徴のライ麦おあんに、丁寧に炒めたアメ色の玉ねぎと、とろとろに溶かしたチェダーチーズを自家製パテと組み合わせたサンドイッチ。パンの表面にはバターでカリッと焼き付けてあって最高!
行列のできるハンバーガー店にもこれは全然負けてない!
近所にあったら、(そしてもっと安かったら)毎日食べたい。

「とにかく何を食べても美味しすぎるんだーーー!!」

と思わず叫んでしまいそうな勢い(笑)

そして、驚くべきことにStyloで使われている野菜は同じビルの11階で栽培されている。
土を使用しない水耕栽培で、安心な野菜を屋内で育成してるんだそう。
銀座なのに、地産地消。
これもさすが伊東屋というべきか、
アイデアを生み出す店づくりにも似て、面白いと思った。
見学もできるので、興味のある方はどうぞ。

お店に流れる時間もとてもゆったりとして、インテリアも素敵。
ガラス張りの広々とした窓からは、銀座の街並みも見渡せる。雰囲気も大好き。
でも「センスにシビレる」というのは見た目よりも、
味をはじめ、独自の視点でお客さんを楽しませてくれるお店のセンスなのかも。
次はいつ行こうかな〜…

CAFE Stylo

〒104-0061
東京都中央区銀座2-7-15 12F
TEL:03-3567-1108