吹割の滝と、沼田名物「馬鹿旨」のトマトラーメン

体験レポート

「馬鹿旨(ばかうま)」(群馬県・沼田市)

群馬県みなかみ町からの帰り道、
まっすぐ帰るのもつまらないと、
沼田市に寄ってみることにした。
なにが有名な町?
じつは、あまり予備知識もない。
知らない町の散策って、ちょっと外国旅行みたいでワクワクするね〜…なんて言っていたら、

想像以上の絶景だったヽ(゚Д゚ )

ここは、片品渓谷。「吹割の滝」がある。
900万年前に起こった火山噴火で流れ出た溶岩が凝固し、川の流れによって徐々に削りとられ生まれた地形なのだそうだ。

それにしても、スゴイ景観…

なかでも、三方向からの川の流れが合流する「吹割の滝」は、国指定の天然記念物、日本の滝百選にも選ばれる人気スポット。↓

吹割の滝(ふきわれのたき)。
高さ7メートル、幅約30メートルの横に長く、上から見下ろす珍しい滝。
こうして見ると、そんなに…?となるけれど、

拡大!

近くで見ると、結構な迫力。足がすくむ。

それにしても、横に長い滝つながりで「東洋のナイアガラ」と呼ばれてるそうだけど..
それやめて…と感じるのは私だけ?
「和製メッシ」然り、なんだかオリジナルを絶対に超えられないと言われている気がする。
あっちはあっち、こっちはこっちの良さがあるじゃない!

川沿いには遊歩道が整備されていて、
のんびりと気持ちがいい景色がつづく。

この巨岩がとてもいいのだ!

ちなみに、きれいだけど泳げませんよ!

言い忘れたが、この景色を拝むのにコースによっては、駐車場からかなり険しい山道を越えなくてはならないので要注意。サンダルNG。
私はまったく、心の準備をしていなかったので、谷川岳の時の筋肉痛もあって悶絶した。
最終的には、素晴らしい景色が見れて、私の苦労はむくわれた上、お釣りがきました(*´∀`*)

さて、お腹が空いたのでランチタイム。

こちら帰りぎわに撮った写真。14時くらいに入店したので結構すぐ閉店してしまった(14:30閉店)。セーフ…

地元の人気店「馬鹿旨」へ。

50台分の駐車スペースがあるもほぼ満車。
少しピーク時間をずらしたつもりだったのだけれど、表まで行列していた。
リストに名前を書いて待つこと15分。
店内は小さなファミレスくらいの広さ(60席)があり、見た目よりも回転は早い。

トマトラーメンで有名な同店。こんなところに、トマトを発見!

店内は小さなお孫さんを連れた、3世代ファミリーが目立つ。里帰りしたファミリーが、昔よく行ったあの店にみんなで行こうか?とご両親と連れ立って食べにきた感じ。
地元民に愛されるお店は、ワイワイ活気に溢れていました。

メニューが豊富で迷うが…
当店人気ランキングを発見!助かる〜
素直に、人気ナンバーワン「トマトラーメン」(950円)を注文することにした。

ちなみに、この後のランキングを書いとくと…
第2位 酸辣トマトラーメン(950円)
第3位 豚塩カレーラーメン(950円)
第4位 広東ラーメン(950円)
第5位 坦々トマトラーメン(950円)

それにしてもメニューは豊富で、周囲を見渡すと、注文は極端な偏りもなく様々。
皆さん、それぞれに自分の推しがある様子。

はい、これがトマトラーメン!
新鮮なトマトとかき卵がたっぷり。粉チーズものってます。
辛みはなく、濃度が高いミネストローネスープという印象。
トマトの酸味も強くないし、卵が入っている事で、ふんわりまろやか。
やさしい…お母さんの味でしょうか。

「ラーメンと餃子のおいしい店」と店名にあったので、注文した餃子。
まぁ…普通かな。

とここまではよかったが、長旅の前のトイレで、事件は起こる。
懐かしい感じの和式トイレだったのだけれど、有ろう事か、私は立ち上がった拍子にタンク横のパイプ?に頭頂部をしたたか打ちつけた。

痛った〜🥹と涙目になりつつ、席に戻る。
しばらくしてもヒリヒリ、いや結構痛いな…
あれなんでかな?とふと手で触ってみると、

え?トマト…!?

トマトではない。血でした。頭切った。
初めてのことに私は、一瞬、
玉羊羹みたいになったらどうしよう!(´༎ຶД༎ຶ)
頭の皮がつるりとむけて、
頭蓋骨がペロンって出ちゃう!?

パニックになって席に戻った私の頭の傷を、夫が餃子をつつきつつチラ見して一言、
「アブドーラ・ザ・ブッチャーは、毎週のように額を切って流血してたけど、頭蓋骨は出なかったよ」
え……そこ?

馬鹿旨のランチ美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。

馬鹿旨(ばかうま)
 〒378-0005 群馬県沼田市久屋原町25−1
0278-24-3751
昼の部:11:30〜14:30
夜の部:17:00〜20:00
https://www.bakauma.co.jp/menu/

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