帝国ホテル・杉本東京料理長監修「深谷ねぎカレー」

丸の内・銀座

「帝国ホテル・パークサイドダイナー」(東京・有楽町)

今さらではございますが…

7月1日よりスタートしていた帝国ホテルパークサイドダイナーのカレーフェアに行きました。
しかし今は9月!フェアは終了〜残念…

帝国ホテル初代会長・渋沢栄一オマージュの「深谷ネギカレー」
帝国ホテル東京料理長、杉本雄さんの監修の特別メニューなのです。
間違いなく美味しい予感がする…!

杉本雄東京料理長の監修メニューとの最初の出会いは、
パークサイドダイナーの「たっぷりケールとヘーゼルナッツのサラダ」。↑
このサラダを食べた時の衝撃ったらなかった!
(詳細は「パンケーキの女王様と日比谷オクロジ」でごらんください。)
以来、私は杉本シェフの名前がついた料理を聞くとワクワクしてしまう。

このサラダ、期間限定メニューだったはずが、好評だったのか、今でもラインナップされている。
(※どうやら「深谷ねぎカレー」も「渋沢カリー」と名称を変え、引き続き提供中だ。ィヤッホゥ!)

38歳という若さで、帝国ホテルの第14代東京料理長に就任した杉本雄さん。
料理人としてのキャリアを帝国ホテルでスタートし、一度退社しての単身渡仏。13年間、フランスの一流レストランで料理の経験を積み、再び帝国ホテルに請われ東京料理長に就任したという。

杉本料理長については、こんな人柄のにじむ記事を目にした。
努力の人で冒険心に溢れ、そして根底にはいつも料理で人を喜ばせたいという熱い想いを持った人と知り、ますますファンになった。

帝国ホテルの中でも、食事を気軽に楽しめるパークサイドダイナー。明るい雰囲気で居心地がいい。

そうこうしているうちに、マドゥモワゼルが我がカレーを!

夢に見た「深谷ねぎカレー」は、渋沢栄一の出身地である埼玉県深谷市名産の「深谷ねぎ」、まるで上質なステーキ肉のような「むさし麦豚」がトッピングされていた。

ココナッツミルクの香りがグリーンカレーを思わせる、が。そこは帝国ホテル。
アジアテイストかと思いきや、バジルや深谷ねぎ、そしてクリームやバターの洋を感じさせる複雑な味わい。
ネギネギ?し過ぎず、上品かつスパイスのパンチも忘れない。さすが杉本料理長だ!

「中央のドーナツの穴の部分にルーをかけてお召し上がりください」とご案内頂いたので…

わあ…

わああ...

わあぁぁ〜

ひとり大興奮で頂きました٩(ˊᗜˋ*)و

帝国ホテルでの食事は美味しさもさることながら、食材の組み合わせの妙、調理法、アイデア…
いつも感動と発見があるのがスゴい。

そういえば、お皿の脇に添えてあった「焼きライム」。焦げは美味しい演出かと思いきや、かけてビックリ。
ライムが甘い!
焼いたライムは甘みが増すのです。
そして、ライムをかけると肉の旨味もまた増すのでした。ああ、ミラクルループ…

幼稚園の先生がストーブで温めてくれたアルミのお弁当箱に、うっかり入っていたミカンが甘くなっていたことを思い出した。

カレーフェアは8月31日で終了してしまったものの、
王道の「野菜カレー」(2700円・スモールは2000円)はいつでも頂けます。

周囲を見渡すと、常連と思しきマダムたちは大抵召し上がっているのはこの「野菜カレー」。
食べればわかるその理由。美味しさとそのお得感ったらこの上ないのです。
さらに平日限定で「帝国ホテル特製カレーランチ」(3600円)もあり、紅茶・コーヒー付きのお得感。
ドリンクのおかわり自由なので、ゆったりした時間も過ごせます。

ホテルプライスではなるけれど、その価値のあるランチでございました…
帝国ホテルでの素晴らしい食の体験に感謝。
ごちそうさまでした!

帝国ホテル パークサイドダイナー
東京都千代田区内幸町1-1-1 本館1階