「銀座 八五(はちごう)」(東京・東銀座)
「つけそば神田勝本」と「中華そば勝本」ともうひとつ、
ついに行きました! 2018年12月にオープンしたばかりの「銀座 八五」へ。
「ロード・オブ・ザ・勝本」三部作ついに完結!
11時オープンのところ、11時10分に到着。
歌舞伎座の裏のけっこう辺鄙なところ+平日昼間なのに行列…
わずか6席しかない(!)のだから、まあ、並ぶよね。
ハイ。この時点で、またもや女性は私ひとり〜
勝本、あいかわらず男子のハートをわしずかんでいます。
メニューはとってもシンプル。お値段もリーズナブル。
ん? 季節のそば3000円ってなんだろう…気になる。
そうこうしているうちに順番が回ってきた。店内へ。
「いらっしゃいませ」
丁寧に案内されたお寿司屋さんのような店内。
暖簾をくぐったその先の券売機でチケットを買います。
お客さん6人に対して、5人もスタッフがいらっしゃいました。
明るく清潔なカウンターに着席すると、
「お寒い中、ご来店ありがとうございます。お待たせして申し訳ありませんでした」と店主みずからお声がけいただき、スタッフの方からはおしぼりを手渡され、
「冷たい献上加賀棒茶のご用意がございますが、お出ししてもよろしいでしょうか?」と聞かれる。
なんて粋で素敵なサービス。接客の隅々にまで気遣いが行き届いていて感激!
ありがとうございます。ぜひいただきます。
快く許可を頂いたので、写真を撮らせていただく。
目の前で見ていると、その丁寧な仕事ぶりがよく伝わってくる。
特製中華そばがやってきた。
もうなんだかキラキラ輝く美しさ。
間違いなく雲間から光も差してきている。
澄みきったスープ。鴨と名古屋コーチンでとったスープに、生ハムのダシを合わせているんだそうです。
フランス料理の上質なコンソメスープを食した時のような衝撃。
滋養の味というか、旨味が口中にひろがる。
周囲の音が消えて、自分の感覚がスープにすいこまれてしまった。
美味しいっ!
浅草開化楼製の麺。このスープにとてもよく合っていました。
「八五」も店内はクラシック流れてたのかな?
なんだかそんな記憶もないくらいで、夢中で食べてしまってこの有様…
ふう、美味しかった〜!
なんでしょう。これは挑戦なんでしょうか。
このクオリティ、ホスピタリティに1050円は安すぎると思う。
丁寧の最上級ってなんて言うんだろう…
凄まじいプロの仕事を見せていただいた気がしました。感激。
ご馳走様でした!
銀座 八五 (はちごう)
東京都中央区銀座3-14-2 第一はなぶさビル 1F