お伊勢参りにGO!TO トラベル【後編】

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【前編】から続きます。

伊勢神宮を後に、近鉄特急で鳥羽駅へ。

夕景のようだけど、朝焼け

向かったのは、鳥羽の高台の上にある「鳥羽国際ホテル」。
今回の旅のもうひとつの目的地だ。

子供時代の記憶がほとんどない夫が、珍しく「小学生の頃に鳥羽のホテルで食べたサザエのグラタンは美味かったな…。確か母親にねだって二日連続で食べたんだった」と遠い目をして話すのである。
手がかりは、「鳥羽」「エリザベス女王が宿泊した写真があった」「サザエを使ったフランス料理が劇的に美味しい」ということだけ。そんなに記憶に残るホテルなら、一度ぜひ行ってみたい!
おそらくこのホテル…と目星をつけたのが、鳥羽国際ホテルだった。
チェックインするやいなや、ロビーで「エリザベス女王宿泊中の写真」を発見。ここだ!
45年ぶりに奇跡の再訪叶う。

部屋はオーシャンビュールーム! 鳥羽湾の素晴らしい眺め。

部屋にあった単眼鏡をのぞくと、あ、トンビ!
スマホではこれくらいが限界のトンビも…

 「見ないでよー」
「つーん」

単眼鏡にスマホを押し当てたら、超望遠でトンビが撮れた!

さて、待ちに待った夕食!
和も洋も料理すべてが素晴らしいホテルだった。
宿泊客でも予約なしでは食事ができないレストランは、なるほど納得の料理の数々。
とくにこの鮑のステーキは、驚くべき柔らかさだった。まるで新しい食材みたい!
間違いなく我が人生においてナンバーワンの鮑料理だった。

素敵すぎる朝食は、海を眺めながら。
鳥羽国際ホテルの名物、伊勢海老のビスクスープをいただく。
伊勢海老を丸ごと潰し、香味野菜やコニャックとお共に煮込んだ海老の甘みいっぱいのスープ。

朝食の後は、鳥羽水族館へ。

こちらは不思議なお顔の、イルカの仲間スナメリ。

丸くてつるんとして、異星人度高し。

こちらは、ジュゴンのセレナちゃん。推定34歳。
一生懸命、アマモをもしゃもしゃと食べる姿がとてもかわいらしいワ…と眺めていたら、
隣の女子高生の

「口めっちゃキモッ!」

の一言に、ひとり傷つく…orz

ラッコの水槽前は人だかりが凄くて見えない。
そして、お客さんのシャッター音が記者会見なみに鳴り響ていた。
お客さんをかきわけ撮影した1枚。このポージングを見よ! ラッコプロと呼びたい。

見てるゾ見てるゾ…

だけど、私のマイラブはセイウチの赤ちゃん、テンちゃん!
まだ生後6ヶ月らしいが、体重はまさかの100kg超え。
水槽でつまらなそうに横になっているかと思うと、チロっと白目でこちらを見たり、
手を振るとガラスに頭をすりつけて、さわってさわってという仕草がなんとも可愛いかった…(涙目)

こっちも、見てる見てる…

こちらはテンちゃんのお父さん、ポウちゃん。
大きい。とにかく大きい。
パパは1トン越え…(@_@)

そして衝撃の体験「ドクターフィッシュ」!
全身の毛穴が開いて、放心しそうないい気持ち。自然に笑いがもれる。
そして、私たちはものすごく魚たちに人気だった。なぜ?
老人性乾肌症なの? 若者よりなんだか食べ物として価値がある?
ぜんぜんいなくならない。きっと久しぶりのお客さんだったに違いない…と思いたい。

宿泊予約はいつもの「Hotels.com」で。
こちらのサイトは、前日でも宿泊予約ができるうえ、ディスカウントセールも頻繁に行われる。
また、10泊分の利用で1泊無料になるという特典も。
GO TO トラベルの恩恵と、Hotels.comの直前予約の10%OFFとで、トータル5万円ほど還元された。ありがたや。

弾丸旅行だったにもかかわらず、盛りだくさんの旅となったお伊勢+鳥羽旅行。
早くまた思い切り旅行ができる日々が来ますように。