お伊勢参りにGO!TO トラベル【前編】

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11月にGO TO トラベルを利用して、伊勢神宮と鳥羽へ2泊3日の旅行にでかけた。生まれてこの方1度しか乗ったことがない私は、新幹線に乗ることから、それはもう楽しみである!

朝一番に東京駅へ。まず名古屋までのぞみの切符を買う。
そして、次に向かったのは…

駅弁屋「祭」!


朝5:30の開店とほぼ同時に、シャッターをこじ開ける勢いで入店。
駅弁ってこんなにあるんだぁ…(*゚∀゚*)・:*:・*

駅弁味の陣とはなんぞ!?  

余りの種類の多さに、軽いパニックに陥りながら選んだ新杵屋「牛肉どまん中」は、まさかの「駅弁味の陣」2013年優勝者!
しかも、なんでこんなに? と言うくらい美味しい (@_@) 朝から、主婦牛丼をたいらぐ。

富士山も近い!

子供に返って新幹線を満喫していたら、気がつくと名古屋。
もう着いちゃったのか⤵️

近鉄特急に乗り換え、伊勢市駅をめざす。伊勢神宮の外宮げくうのある駅だ。
この日の運転手さんは女性の方!素敵。
また子供のようにかぶりつきで見る。

伊勢市駅に到着。
想像していたより、伊勢神宮は広そうだ。
まずは外宮げくうを参拝し、バスで内宮ないくうへ移動することにする。

衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神とようけのおおみかみをお祀りする外宮げくう豊受大神宮とようけだいじんぐう)からお参りする。

清々しい空気に満ち溢れた伊勢神宮。
紅葉も始まっていて綺麗だった。

さて内宮へ行く前に、まずは腹ごしらえ。
どこに行こうか…ふらっと入った「伊勢うどん奥野屋」。

1階は満席だったので2階に通されたが、すごく素敵な木の空間だった!
机上のタッチパネルで注文を。

「鯛出汁カレー伊勢うどん」950円。
伊勢真鯛のふんわりした天ぷら、やわらかな伊勢うどんと真鯛の出汁がきいたあっさりしたカレースープすべてに感動する。鯛の出汁って上品。体に染み渡る美味しさだ。

こちらは「お伊勢さんセット」1900円。
かつおと伊勢まぐろ、伊勢真鯛のミニてこね寿司、極上和牛あぶり寿司、ミニ伊勢うどん、お吸い物が付く。
伊勢の郷土料理が少しづつ味わえる上、どれも美味しいので、決して高くはないと思う。

観光地のど真ん中にある飲食店なので、正直、あまり期待していなかったけれど、ごめんなさい。全てとても美味しく頂きました。
翌日もここに来ると心に決める。

伊勢うどん 奥野屋
電話: 0596-22-2589
営業時間: 11:00-16:00
年中無休

バスに乗って一路、内宮へ。
内宮へは、五十鈴川に架かる宇治橋を渡る。この橋は、日常から神聖な世界を繋ぐ架け橋と言われる。


到着したタイミングで、新嘗祭のにいなめさい行列に遭遇した。
春に行われる祈年祭きねんさいでその年の豊作を祈り、秋に行われるこの新嘗祭で、収穫された新穀を神に奉り、その恵みに感謝し、国家安泰、国民の繁栄をお祈りする。
この行列が通る間、観光客の流れは完全に堰き止められる。
周囲には宮司の玉砂利を踏む音だけが響き、厳かなムードに包まれていた。

新嘗祭は秋のこの時期だけだが、毎日欠かさず行われる日別朝夕大御饌祭ひごとあさゆうおおみけさい という行事もあると聞いて驚く。
これは、天照大御神あまてらすおおみかみを始めとする神さまにお食事をお供えするお祭りで、毎日朝夕の2回、約1500年間、晴れの日も雨の日も行われているという。

内宮へと続く階段を登るたくさんの人の列。
こんな時期だからか、多くの人が熱心に祈りに訪れているように見える。
約2000年の歴史のある内宮、約1500年の外宮。
私には悠久の時のように感じられるが、その間祈りを途絶えさせず、信仰を守り続けた人々の力に感動する。

清らかな気持ちになって、今度はおかげ横丁へ。
喧騒を避けて、気持ちの良い五十鈴川沿いを歩いていくと…

迷路のように入り組んだ、昔の街並みが現れた。
ちょっと『千と千尋の神隠し』を思い出す。

歩き疲れて辿り着いたのは「五十鈴川カフェ」。
五十鈴川を眺められる最高のロケーション。
レトロな雰囲気の静かなカフェだ。

「マヌカ蜂蜜ロールケーキ」
しっとりふんわりのスポンジに、濃厚な蜂蜜の生クリームが美味しくて美味しくて、泣けてくる…。
コーヒーの深煎りが追い討ちをかけて(泣)。

「チーズケーキ(しろたえ)」
濃厚なチーズケーキに、そこはかとない柚子の風味がなんとも上品。
疲れた体が一気によみがえる。甘すぎないのもまたいい。
体が蘇りました!ごちそうさまでした。

五十鈴川カフェ
住所:三重県伊勢市宇治中之切町12
電話:0596-23-9002
営業時間:9:30〜17:00(LO16:30)
年中無休

旅は【後編】へとつづく。