美味しい海南鶏飯を求めて

神田・神保町

「松記鶏飯(ソンキージーファン)」(東京・神田淡路町)

パクチーと蒸し鶏、タイ米が好きな私としては、
カオマンガイとか海南鶏飯(ハイナンジーファン)は月に何回か食べちゃうメニュー。
自分でも作るし、入ったお店のメニューにあると思わず頼んでしまう。
でも、美味しい海南鶏飯が食べたい!となったとき向かうのは、
迷わず「松記鶏飯」だ!

まず、お店の雰囲気からシンガポール!
窓から見えるのはヤシの木?の葉。開け放った窓から入ってくる風も心地よい。
淡路町交差点からすぐそばにあるのに、まるでアジアの路地裏の雰囲気。
ゆったりとした時間が流れているのも好きなところ。
お昼時になると、スーツ姿のサラリーマンで賑わうのも変な感じなくらい、ここはシンガポールなのだ。


まず海南鶏飯がやってきた!
じっくりと茹でたやわらかな鶏肉と、その鶏のスープで炊いたジャスミンライスを、
3種類のソースでいただく。
とにかく鶏肉が本当にジューシー。お肉の繊維のキメが細やかなのにも驚く。やさしい口当たりだ。
ジャスミンライスも鶏肉の旨味がしみこんで、しっとりとして美味しい。
ソースは、生姜とチリソース、アジアの甘いとろみのあるお醤油。
私は生姜のソースが気に入っている。
サイズが選べて、小750円、中900円、大1200円。
追加料金でパクチー増し、鶏増しなどもできる。


ちなみにこちらは別の日に頼んだ鶏増し+200円。
こちらを頼んだ方が、おトクな気がする。


そうしてもうひとつはラクサ1180円。
こちらは松記鶏飯ではじめて食べたのだけれど、シンガポールを代表する干しエビとスパイスのココナッツヌードルスープなんだそう。
スパイスやハーブをよく混ぜてペースト状にしたものを油でよく炒め、香りを引き出し、干しエビ、ココナッツミルクを加えてとろみを出したスープに、麺がからんで忘れられない美味しさ。
甘みとコクが忘れられない…

ちなみに今回は土曜日のメニュー。
平日はランチメニューもあるみたい。
また近いうちに食べに来ようと思う。

松記鶏飯(ソンキージーファン)
東京都 千代田区神田司町2-15-1 パレヤソジマ102

03-5577-6883