山滴るやましたた、夏の別邸仙寿庵レポート（食事編）

「別邸仙寿庵（べっていせんじゅあん）」（群馬県・みなかみ町）

「施設編」から続きます。
さて、夜になり…
楽しみにしていた夕食の時間がやってまいりました。いやっほぅ٩(ˊᗜˋ*)و

昼間とはまた違った美しさの、ライトアップされた夜の曲面廊下。
イモリたちも水槽内で元気に活動中…

別邸仙寿庵では、客室ごとに個室が用意されている。
コロナ時代に丁度いい。

私たちの食事処はこちら。朝の様子です。
（ああ、うちの前にもこんな庭がある日、急に出現しないかな…）
和室に宿泊している場合には、椅子ではなく、掘り炬燵スタイルのお部屋のよう。

さて、1日目の夕食メニュー↓
地元の新鮮な食材をふんだんに用いた、心尽しの懐石料理の数々。

光付　　天狗枝豆擦り流し　生雲丹
　　　　夏野菜浸し　トマト酢ジュレ掛け　
　　　　冬瓜  南瓜  生蛸  蓮根
蓋向　　前橋とろ茄子　増田牛そぼろ味噌
御造り　ギンヒカリの昆布締め　波多　アオリイカ
焼物　　利根の鮎焼き、俵寿司えごま巻き　
　　　　ほおずき馬鈴薯　つる菜浸し
心ばかり　鰻の山椒煮　小口胡瓜　胡麻出し掛け
強肴　　増田牛フィレの石焼 上州木の子 添え野菜
          　または魚介類石焼 蝦夷鮑 天使の海老 
              シルクサーモン 添え野菜 
　　　　(※強肴は２種類より選択が可能)
御飯　　とうもろこし御飯
止椀　　ちぎりっこ汁
香物　　自家製　香の物盛り合わせ
水菓子　桃の友ゼリー

料理を選ばなくていい…旅館ってこんなに楽なのね！
ほとんどホテルステイしか経験してこなかった私には、とても新鮮。

「天狗枝豆擦り流し　生雲丹」

「夏野菜浸し　トマト酢ジュレ掛け　冬瓜南瓜生蛸蓮根」

「前橋とろ茄子　増田牛そぼろ味噌」

「利根の鮎焼き」

４種類からチョイスできるメインのひとつ「増田牛フィレの石焼　上州木の子　添え野菜」。

「とうもろこし御飯」「ちぎりっこ汁」「自家製香の物盛り合わせ」

「桃の友ゼリー」

そして、特筆すべきは梅酒のバリエーション！
仙寿庵には、日本各地から集めた100種類もの梅酒がストックされたSAKEセラーがある。
グラス1杯500円〜1000円程度。
日本酒、焼酎、ウィスキー…
様々なベースの梅酒をリーズナブルに試せる。
コンプリート(＾-＾；)やってみたいな〜
7,8種類だけ試してみる。至福…

そして、2日目↓

光付膳　もずく酢　赤城鶏松風　平目カピタン漬け　豚角煮　海老手毬寿司
御椀　　あいなめ清まし汁仕立て　純菜　蛇目　白瓜
向付　　本日の御造り
煮物　　金目鯛と谷川豆腐の千利蒸し、新蓮根摺流し
焼物　　トマト　太刀魚　クレソンソース
強肴　　上州牛しゃぶしゃぶ、
              上州麦豚しゃぶしゃぶ、
              魚介類（サーモン・蝦夷鮑・海老）石焼
              増田牛フィレ石焼より一品
御飯　　水月夜
止椀　　しじみ赤出汁
香物　　自家製香の物盛り合わせ
水物　　かぼちゃカステラ　バニラアイス添え

「もずく酢　赤城鶏松風　平目カピタン漬け　豚角煮　海老手毬寿司」

「あいなめ清まし汁仕立て　純菜　蛇目　白瓜」

「本日の御造り」

「金目鯛と谷川豆腐の千利蒸し　新蓮根すり流し」

「トマト　太刀魚　クレソンソース」

「増田牛フィレの石焼　上州木の子　添え野菜」
二人とも、二日連続で同じメインをチョイスし、
「昨日と同じでお間違いないでしょうか…？」とスタッフの方に心配をかける。
かたじけない。同じで頼んます。

「かぼちゃカステラ　バニラアイス添え」

都会では味わえない、地元みなかみをはじめ、
群馬県の新鮮な地物を活かした料理の数々。
やさしい味わいで、大満足･:*:･(*´∀｀*)

じつは、事前に見たホテルレビューのなかに「食事の量が少ない」「味が薄い」と気になるコメントがあった。
もしかして、食べ物持参した方がいいの…？
と、ちょっと心配に。

しかし、仙寿庵の名誉のためにも、
ひとこと言いたい。

大丈夫。お腹は、
パッツンパッツンだよ…

いったい誰！少ないって言ったのは!?
夜食用の五目ちまきも、お部屋に用意されていますからね！　(´༎ຶ╻༎ຶ)ᵒᵐᵍᵎᵎᵎ
2日目夜食は食べきれず…無念のリタイア（泣）

味も決して薄いわけではなく、素材の味をいかした繊細な味付けでした。