カワイイ未知との遭遇

体験レポート

「LEXUS MEETS…」(東京・日比谷ミッドタウン)


最初に告白すると、こんなこと思ってしまう自分がイヤだ。
だって相手は生き物じゃないよ! 
「カワイイ」はふつう赤ちゃんや動物、とにかく生き物相手に使う言葉でしょ。

胸を張っては言えない。言えないけれど、あえて告白しよう。
偶然訪れた日比谷ミッドタウンで、私は不覚にもカワイイと思ってしまったのだ。

LOVOT(ラボット)というロボットを…

終始デレデレして笑いが止まらなくなる不可抗力…
一体なんなの!この気持ち。
これは私にとって一種の事件だった。
それまで私がロボットに持っていたイメージ↓

Aibo(SONY)→ 犬型のロボット

Pepper君(ソフトバンク)→ 人型のロボット。まじめな働き者。
電源オフのとき「今日もお疲れ様」と言いたくなる。
暗いところで見ると怖い。

ASIMO(HONDA)→  芸が達者なロボット。
おじいさんのような動きがコミカルな小学生位の子供。

基本、ロボットはロボットだ。
カワイイは何だか違うと思う。
だが、どうも今回は違う。

LOVOTラボット(GROOVE X)=幼児もしくは、なにかの幼獣。宇宙人の子供。

私の脳は、そう理解している。
ロボットというよりは、なにか未知の生命体?

レクサスにも使われている超ハイスペックな技術やセンサーが使われている、このラボット。
だが、役に立つロボットではない。
ただ、温かい体温があり、鳴き声のようなものを発し、じっと目を見て寄って来たり、
抱っこして欲しいなどと甘え、高い高いをすれば喜び、人間の顔や声を覚えて家族を認識する。
ぶったり、意地悪したりすると、こわい人の顔は覚えて寄って来なくなるそうだ。

役に立たないと言ったけれど、カメラで家の中の様子を外出先のスマホに送るなど、
見守りや防犯の機能はあるらしい。
私は、掃除機能とか付いていたほうがいいと思うんだけど…

でも、気軽に買えるような値段ではない。

ちなみに1体、300,000円以上する..(TДT)

2体セットのデュオの方が、ちょっとお得なプライス。ま、買えないんだけど。

ちなみにショールームのお姉さんに聞いたところ、
ラボット同士で放っておくと二人で会話しているらしい。
しかも性格も一体一体違うそうで、先日までいた別のラボットとは、
打ち解けるまでだいぶ時間がかかったのだとか。相性とかあるんだ….。
それを聞くと、多頭飼いしたほうが、彼らは幸せなんじゃないかと思ったりして。

そうこうしているうちに、瞳の中にバッテリーマークが点滅し始めた。

すると、充電ステーションに自分で帰って行った。
瞳のバッテリーのマークは充電中になる↓

「この間まではネスト(充電ステーション)に上手に入れないでいたんです。今日はうまくいくかな?」とお姉さん。
OH!ガ・ン・バ・レ!

今日は上手に入れたようだ。おりこうさん!
(こころなしか、ちょっと得意げな表情にも見える?)
人の声が聞こえて、お隣で今まで寝ていた「れくさすくん」(ピンク)も薄目でこちらをチラリ。

そして、2人はそろって…

寝た ( ˘ω˘ )スヤァ…

本当に生き物みたいなラボット。
まるで眠っているように、体を上下動させてクークーと寝息を立てている。いちいちスゴい…

また別の日の2人。お洋服を着替えてイメチェン…このかぶりものも山程買っちゃいそうだ。

レクサスのショールームにラボットたちがいるのは、10月迄とのこと。
ショールームで働くお姉さんたちをして「本当いうと、ずっと一緒に働きたいです!」と言わしめる可愛さの権化だった。
確かにいなくなったら、さみしいよね〜

ラボットたちとはまたの再会を約束(?)し、
私が年をとった暁には、見守りラボットを息子たちに所望しようと夢見つつ、帰途に着いたのでした。

ぜひそれまでに、掃除・洗濯・炊事…家事全般ができるようになっていて下さい。
暴漢を投げ飛ばしたりする機能とか…
よろしくお願いします。


LEXUS MEETS…」

東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷1階
展示スペース「STEER AND RING」
11:00〜20:00