【2020年】買ってよかった大賞 5位〜1位

体験レポート

さらにカウントダウンは続きますよ!

5位 marumasuのテンセルストール

私は暑がりだけれど冷房に弱く、
はたまた寒がりなのにマフラーをするとすぐ汗ばむ。
ちょっと面倒な体質だ。

しかし、そんな私にぴったりのストールを発見!

テンセルという素材でできたストール。原料はなんと木材パルプ!
サラッと肌触りが滑らかで、
肌寒いときは、まるで空気のベールのように包み温めてくれ、
暖かい室内では熱は逃して、快適な温度に保ってくれる。
保温と通気の両方にすぐれた、まるで呼吸する布! 
なるほど紙に近いのだ。
家で洗濯できるのも高ポイント。

このストールは、marumasuという東京・柴又の約100年続く染色工場がはじめたストールブランドのもの。
伝統の技術と、モダンデザインが活きたカラーリング。
大量生産ではない、一期一会の運命も感じる。
お手頃価格ではなかったけれど、買って良かった!
長く愛用したい大のお気に入りになった。

4位 無印良品ルームウェア&シューズ

この冬、無印良品でまとめて購入した4点。
ボアフリースの上下ボアルームブーツを着れば、
真冬に窓を開け放って掃除しても全く寒くない。

この格好で雪原をウロつくと猟師に撃たれるレベル…。


まるまると太って見えるし、
夫に「立派な人は決してしない格好」と言われたが、
着ている本人はあたたかくとても幸せ。

天然素材のインナーの長袖Tシャツも良い組み合わせ。

3位 ヘパソフト

顔の乾燥を改善してくれる、無香料・弱酸性・低刺激の薬用ローション。
お風呂上がり、化粧水のあとに乳状のヘパソフトを塗ると、
とにかくしっとり…が続くのだ。
乾燥肌は年齢のせいと思っていたが、お手入れを怠っていただけだった。
なぜもっと早くヘパソフトを試さなかったのかと悔やまれる。

お手頃価格なのもうれしいところ。ジャブジャブ使ってもなんのそのだ。
日頃、スキンケアとは無縁の夫まで
お風呂上がりにいそいそとヘパソフトの元へやってきては、ひとりせっせとぬっている。
きっと、心地よいのだろう。
なんとなく雪深い山の温泉に浸かりにくるニホンザルを思い出す。
自然界でも、よいものには誰に教わるでもなく、生き物が自然と集まってくる不思議。


パッケージのイラストの「うるおいをキープできている状態」を自分の肌でイメージしつつ、
ヘパソフトを塗ると「今私もまさにこんな感じに…」と満足感が増すのは私だけだろうか…。

2位 帝国ホテル インペリアルクラブカード

2020年、間違いなくマイライフに激震を走らせたと言って過言ではないこのクレジットカード。
(未読の方は、年末の帝国ホテルのカードの話ビュッフェの話をご参照ください。)

帝国ホテルの食事や買い物の優待が受けられることはもちろん、
インペリアルクラブポイントが貯まっていくことが、
私にとっての何よりの喜びである。

入会後は、帝国ホテルでの利用はもちろん、
日々のクレジット払いもほとんどすべてこの1枚で!

ちょうど帝国ホテルの開業130周年に当たる年で、
入会記念ポイント進呈やポイント5倍などキャンペーンが盛りだくさん。
その甲斐もあり、このペースでいくと、ポイント交換商品「帝国ホテルのインペリアルフロアデラックス宿泊券(1室2名様・ペア宿泊券)」も見えてきた!
日々ワクワクをくれるインペリアルクラブカードに感謝。

1位 伊賀焼窯元長谷園 かまどさん

そして、栄えある第1位はこの方、
長谷園(ながたにえん)の「かまどさん」

それは、永年愛用していた炊飯器が壊れてしまった日に始まる。
悲嘆にくれつつ「いっそ土鍋にしてみよっかな…」
と軽い思いつきから、我が家にやって来たかまどさん。

「人間万事塞翁が馬」の言葉どおり、想像以上の幸せを連れて来てくれた。

創業天保三年の伊賀焼窯元の作る土鍋。
見て呉れも素敵。初日にしてもうベテランの貫禄。

かまどさんが普通の土鍋と違うのは、
「呼吸する土」と言われる伊賀産の気泡の多い荒土で作った分厚い土釜で、
重い内蓋と外釜の二重蓋になっているところらしい。

十分にお米を浸水させたら、強火のガスにかけて約12分。
外蓋の穴から湯気が吹き出して数分したら火を止めるだけ。
あとは放っておけば、かまどさんがご飯を美味しく炊き上げてくれるのである。

写真ではよく見えないけれど、
「蟹の穴」(ご飯表面に開く穴)もきちんと出現する。
この穴ができると、お米に満遍なく火が通って、
ふっくら炊き上がっている証拠なのだそうだ。

ツヤツヤ… 
毎日のごはんが本当に楽しみになった。
とりたててお米の銘柄や水を変えたわけではないのに、
こんなにも美味しくごはんが炊けるようになるなんて想像もしなかった。
こだわるべきは道具だったのか。

かまどさんの実力をまのあたりにしたのは旅先だ。
ホテルの日本料理店で竈門焚きごはんを食べた時、
地元のお米、名水で炊いたごはんは素晴らしく美味しかったが、
同時に「あ、うちのごはんも負けていない」と胸をはって思えた。
かまどさん、ウチに来てくれてありがとう!

2021年も良いモノとの出会いがありますように。

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