話題のモダンベトナミーズ。外苑前「Ăn Đi (アンディ)」でテイクアウト

原宿・神宮前

「Ăn Đi (アンディ)」(外苑前)
たまたま2人の友人が、別々の機会にこのお店を話題にした。アンディ?

お店の前を何度も通っていたのに、ぜんぜん知らなかった!
ちょっと素敵な個人宅みたいな、緑もりもりの隠れ家レストラン「Ăn Đi (アンディ)」。
外苑前駅近くのモダンベトナムレストランで、
「ミシュランガイド東京2018・2019」 のビブグルマンに掲載された話題のお店だそうな。

通常平日ランチはやっていないそうだけれど、
折よくテイクアウトのランチを始めたそうで、ナイスタイミング!
さっそく予約をしてでかけた。(もちろん予約なしでも買える)

注文したのは、アンディといえば…というイメージの「ティーリーフサラダ」と、
美味しそうな名前の「ラムとアスパラガスのバインミー」。
それとデザートの「ココナツプリン」も忘れずに!

明るくてモダンなこじんまりした店内で、スタッフの方々がいそいそと作業中。
手前のテーブルでは、とれたて野菜やジュースが並んで販売されていた。
写真には撮らなかったのだけれど、入口のワインセラーにはみたこともないような珍しいラベルのワインが所狭しと並ぶ。ワインでも有名なお店とあって、すごい品揃えだった。

テイクアウトもかわいい袋に! 俄然たのしみになる。

帰宅してさっそくオープン!

『An Di』を代表するメニュー「ティーリーフサラダ」1000円。
ミャンマーの伝統料理であるお茶の葉のサラダ「ラペットゥ」をアレンジしたもの。

福岡県産の八女茶を使用した発酵茶葉に、緑豆、トマト、キュウリ、カシューナッツ、ピーナッツ、フライドエシャロット、干しエビ、胡麻、パクチーなどが贅沢にならぶ。2段になっているランチパックの、両段をまぜていただく。ライムの香り、ホーリーバジルのソースがアクセント。

発酵茶葉は、酸味やほのかな苦み、塩気のないお漬物のようなイメージ。
発酵すると茶葉はコクがうまれるのだと知る!
みたことのない組み合わせ、さまざまな歯応えと食感、すべてが調和していた。
なるほど、さすがベトナム料理でもない創作ベトナム料理。

色どりも綺麗。

ドレッシングをまぜて。
風味豊かなさまざまな味と食感がまざりあわず、代わる代わる楽しめる不思議なサラダ。

日替わりのバインミー。今日は「ラムとグリーンアスパラのバインミー」1200円。
ラムのパテも洗練されていて、ラムのかおりが苦手な私も気にならなかった。
香り高いハーブ、食べ応えのあるアスパラも、とにかく上品。

ココナッツプリンも普通と違う!
何やらハーブの香り。あずきも上品。

アンディのテイクアウト、選び抜かれた食材を使った、とても繊細で創意工夫・驚きに満ちたものだった。とにかく野菜が新鮮で、丁寧に丁寧に…作られていた。

ただ、如何せん量が少ない…
(結局、ティーリーフサラダ+昨晩の夕食ののこりのボルシチと、冷蔵庫にあったシャケでおにぎりをつくる。バインミーを頼んだ息子たちも同様…それでもみな16時にはお腹がすいてしまった…)しかもテイクアウトで1000円〜1200円はちょっと高いと感じた。

ちなみに通常営業のĂn Đi (アンディ)のランチは土日のみ。
ランチコース ¥ 5,900 (税、サービスチャージ別途)で、
夜のディナーコース¥ 7,500 (同)〜。
アラカルトメニューもあるようだったけれど、スタッフの方はコースを薦めていた。
(たしかにコースの方が結局おトクになりそうな内容)。
さらにディナーコース+ワインペアリングディナーコース¥ 14,000 (同)を頼む人が多いようで、名ソムリエの選ぶワインとフレンチシェフの作る料理を楽しみに来る人が多いお店みたいだ。

ワインは嗜み程度、この価格を払うならお肉もガッチリ食べたい我が家としては、気軽なテイクアウトで話題のアンディを体験でき大満足。
ごちそうさまでした!

Ăn Đi(アンディ)
東京都渋谷区神宮前3-42-12
ランチ(土日のみ) 12:00~15:00 (L.O.13:30) 
ディナー 17:00~24:00 (L.O.21:00)
CLOSE MONDAY
http://andivietnamese.com