「らかん・果」（外苑前・東京）
ちょっと前の話になってしまうのだけれど、表参道のスパイラルビルでやっていたイイダ傘店の15周年記念展覧会「翳す」展に行ってきた。大盛況のイベントでたくさんの人たちが熱心に見ていた。
私はイイダ傘店の傘を買ったことはないのだけれど、手作りの感じが伝わる感じになんとなく惹かれていた。スパイラルビルの１階からの吹き抜けに集った色とりどりの傘に圧倒されて魅入った。
イイダ傘店を主宰する飯田純久さんは、もともと家族や友人、周囲の人々のもとめに応えて傘をつくりはじめ、今もなお数人のスタッフの方々と１本１本、ミシンと手縫いで傘に仕上げているらしい。ビニール傘を眺めながら構造を調べたり、ほぼ独学で傘作りをはじめたと聞き感心する。ほしいというより、こんな傘を自分で作れたら素敵だろうなと妄想する。
お腹が空いたので、今日は神宮前３丁目交差点近くにある「らかん・果」へ。
ここは、今は多くのお店の入口で見かけるアルコール消毒薬などを製造するSARAYAが運営するレストラン。
中国の「不老長寿の神果」とも言われる羅漢果（らかんか）を活かした健康的なメニューが楽しめる。
お店の雰囲気さえもなんだかヘルシーに感じるのは私だけだろうか…？
これなんだ!?という白いタブレットにお店の人が謎の液体をかけてくれ…
見る見るふくらんだものは…
ハンドタオルだった！ かけてくれたのはアルコール。コロナ時代のうれしいエンターテインメントなサービス！
最初に出てきたこれが羅漢果のお茶。甘くてとろっとした濃厚な甘茶。体に染み渡る美味しさで、やかんいっぱい飲みたい感じ。おいしい…
そしてこれが「不老長寿の神果」らかんかの実。
中国から生のまま果実は持ち出しができないくらい、厳重に管理されているらしい…(@_@)
殻ごと砕いてヤカンで15〜20分ほど煮出して飲むとのこと。１階でお土産に乾燥した実を買うこともできる。
「おばんざいランチ」1200円。
オクラと香味野菜の冷ややっこ、鯵とズッキーニの香草マリネ、鶏もも肉の鰹節衣揚げ辛味味噌和え、金時草とミョウガの酢の物などと十五穀米（玄米、へるしごはんという名の低糖質米からも選べる）。
砂糖を使わず、羅漢果のやさしい甘みがおいしい。
こちらはどんぶりの「鱚のふすま粉揚げ丼 梅醤油添え」1500円。
あげものなのにたいへんヘルシー！
罪悪感なし！
このエリアとしては若干高めのランチだけれど、どれもこれもヘルシーな味わいでまた来たくなるメニューばかり。次回は何にチャレンジしようかな…と考えながら、帰途につきました。また来ます！
神宮前 らかん・果
〒 150-0001
東京都渋谷区 神宮前3丁目7-8 ブレノワール青山ビル
営業時間 / 11:00am~10:00pm (L.O. 9:30）
不定休アクセス / 東京メトロ 外苑前駅 徒歩7分
TEL / 03-6447-1805
ランチ 11:00am-5:00pm（4:30pm L.O.）
ティータイム 2:00pm-5:00pm（4:30pm L.O.）
ディナー 5:00pm-10:00pm
（FOOD 9:00pm L.O. / DRINK 9:30pm L.O.）
