おかりなさい!復活の「つけそば神田勝本」へ

神田・神保町

「つけそば勝本」(東京・神保町)

世に言う〇〇ロス。この夏、私には勝本ロスがやってきた。

水道橋「中華そば勝本」東銀座「銀座 八五」そして、いちばんよく行っていた神保町の「つけそば神田勝本」
あんなに繁盛していた勝本グループが、いきなり全店閉店してしまったのだから、そのショックったらなかった。

苦しいロス期が続いたある日、ふと店の前を通りかかると、
「只今、営業再開にむけて準備しております」の文字。
やった!再開するんだ!
この日、帰ってきた勝本を訪れました。

オープンまもない11時。あいかわらず繁盛しています。

以前は、つけそばは「清湯つけそば」のみだったが、「濃厚煮干しつけそば」のラインナップが増えていた。
値段も若干値上げはしたものの、比較的良心的だと感じた。
中華そばは、まだ準備中…

相変わらず、清々しいクラシック音楽ながれる店内。厨房のスタッフがひとり減って2人、ホール1人。
厨房スタッフは以前のまま続投中のようでホッ。ホールの方は、厨房のヘルプもやっていたのでかなり忙しそう。
ただ、以前は着席するやすぐに着丼の印象があったが、本日は比較的待ち時間長め。
一人減るって、こちらから見るより本当に大変なんだろうな…

待ちに待った「味玉清湯つけそば」(1100円)。
ああ、何度この日を待ち侘びたことか…!

浅草開花楼製の懐かしい勝本の麺。
通常は太麺・細麺の二種盛りですが、細麺のみにもできます。(私は断然、細麺派!)

ああ、久しぶりの勝本… !
清々しい端正なるつけそば。やっぱり美味しい。

(正直に言わせていただくと、チャーシューや煮卵、葱の産地にまで徹底的なこだわりを見た採算度外視の初期勝本…ではなく、原材料の産地表記をしなくなった頃の勝本の味…に落ち着いたようだと感じました。
お店を存続してこその味ですものね。)

とにかく帰ってきてくれたことに、心から感謝です✨

酢橘を絞るスープ割も健在。最後まで美味しくいただきました。

こうして解消された、私の勝本ロス。
また近いうちに伺いたいと思います!

つけそば神田勝本
東京都千代田区神田猿楽町1丁目2−4